女性でSE(システムエンジニア)ってアリ?
IT企業のSEというのと、男性社会のイメージがありますよね。
女性比率は徐々に増えていっているものの、まだまだ男性が多いのが実態です。
女性がSEとして働く場合、
- 男性社会でやっていけるかな?
- 女性でもスキルアップ・キャリアアップできる?
- ライフイベントはどうなる?
などの不安が出てきますよね。
新卒から5年間、女性SEとして勤める筆者が、下記についてまとめました。
- SE女子あるある(メリット・デメリット)
私が実体験含め解説します!
結論、SE女子はデメリットだけでなく、メリットも多くあります。
SEのキャリアで悩んでいたり、SEへの転職を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
SE・エンジニアとしてのキャリアで悩み始めたら、レバテックキャリアに相談してみることをオススメします。
IT/Web業界を知り尽くしたアドバイザーに、SE・エンジニア特有の細かな悩みや要望を気軽に相談できます。
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一人で悩む前にまずは相談!
SE女子あるある:
女性比率はどれくらい?
まずは、SEの仕事内容についてご紹介します。
SEの仕事内容は、経験や役割によって様々ですが、大きく分けて下記の3つです。
- 提案活動
- プロジェクト管理・推進
- 運用・保守対応
いずれも、PJメンバ・営業などの関係者と協力して仕事を進めます。
詳しい仕事内容は、下記の記事で解説しています。
JISAの調査によると、ITエンジニアの女性比率は20%、管理職は10%以下。
いわゆる”男性社会”寄りの職場です。
また、私が所属しているチームは、女性は2割くらいですが、隣のチームは0人。
体感としては数値以上に少ないです。
SIerへの転職を検討している女子には少し不安に映るかもしれません。
この記事では、SIer SE歴6年目の私が、SE女子あるある(メリット・デメリット)をご紹介します。
SE女子あるある:
SE女子のデメリット
SE職はどうしても長時間労働・夜間対応が強いられる場面があります。
フレックスや時短勤務など、制度上は時間制約が緩和されつつあります。
とはいえ、システムに障害・トラブルはつきものですから、こればかりは避けて通れません。
もちろん発生頻度はそこまで多くないですが、発生すると瞬間風速的にかなり慌ただしくなります。
障害が起きて、夜間に起こされるということもあります…!
とはいえ感覚的には、こういったトラブル対応で昼夜問わず対応するのは年1,2回ぐらいです。
夜間・休日対応をした場合は代休をもらえますし、仕事をする上での大きな課題にはなっていません。
SE女子は、どうしても組織の中では少数派となってしまい、アウェイに感じる場面があります。
例えば、私は下記のような場面でアウェイだと感じてきました。
- タバコミニケーションについていけない
- 男性ばかりの飲み会・ランチになってしまう
- 女性特有の悩みを相談できる場がない
- 男性同士の方がやっぱり仲良くなりやすい
仕事を一緒にしている人を「仲間」と捉える場合は、少数派ゆえに寂しいこともあるかもしれません。
逆に仕事は仕事、プライベートはプライベートと分けて考える人には、ちょうど良い距離感かもしれません。
逆に言えば、女性同士のイザコザに巻き込まれる心配はありません!
目標としたいキャリアプラン・ロールモデルが少ないのも事実です。
今では少しずつ女性が増えてきているSE職ですが、一昔前は男性ばかり。
そのためSE女子の中でも、特に女性の上司はかなり少ない傾向にあります。
「あの人のようになりたい!」といったロールモデルがほぼありません。
自分でキャリアを考え、作っていく必要があります。
正解のないキャリアを一から考えるのは、とても不安で悩ましいものです…。
ただ、多様性が認められている現代では、男女問わずキャリアプランは十人十色。
キャリアプランどうしよう?というのは、誰しも抱える悩みとも言えるかもしれません。
SE女子あるある:
SE女子のメリット
SE女子の一番のメリットは収入面です。他の業種と比較して、収入が高い傾向にあります。
世の中の平均年収は、約430万円程度と言われています。
2020年度における日本人の平均年収は433万円となっています。
引用元:https://hataractive.jp/useful/3718/
この点、IT業界の給与水準は世の中的にも高いです。
下記は、大手IT企業(SIer企業)の平均年収です。世の中の平均年収の2倍程度です。
会社名 | 平均年収 |
---|---|
富士通 | 859万 |
NEC | 814万 |
NTTデータ | 852万 |
日立製作所 | 897万 |
NRI | 1,222万 |
実際、私の5年目の年収も600万円ほどでした!
稼いだお金で、お洋服を買ったり、少し贅沢なランチをするのが、至福です。モチベーションにもなります。
詳しい年収推移は、下記の記事で大公開しています。
続いてのメリットは、SE職はテレワークがしやすいということです。
SEの仕事は、PC環境さえあれば、会社でも自宅でもカフェでも、基本的にどこでも作業が可能です。
テレワークが浸透していることにより、下記のようなメリットがあります。
- 毎日メイクをする必要がない
- ランチや飲み会など、気を遣うシチュエーションが減る
- 通勤時間がないため、家事や育児との両立がしやすい
身支度(メイク・髪・洋服)して、電車に乗って通勤して…という時間が節約になると、毎朝にかなり余裕が持てます!
SIerのテレワーク事情については、下記にまとめています。
女性に対して一定の気遣いをしてくれる男性は多いです。
同僚はもちろん、上司やお客様にも、優しく対応してくれる人は正直多いです。
ジェンダーレスが言われている世の中ですが、実際の社会生活の中では、まだまだそういったバイアスはあります。
女性だから…というネガティブなバイアスばかりのイメージが多いかもしれませんが(もちろんそういった場面もあります)、気遣いを感じたり、優しさを感じたりなどのポジディブなバイアスもあります。
必要以上に踏み込まれたりしないため、人間関係が比較的シンプルです!
キャリアに悩むあなたへ
- 「エンジニアとして5年位は経験を積んだけど、そろそろ転職したほうが良いのかな…」
- 「将来性あるのかな…」
- 「今後のキャリアをそろそろ本気で考えないとな…」
こういった悩みを抱えている方は、まずは一度転職エージェントのプロに相談してみることをオススメします。
レバテックキャリアなら、IT/Web業界を知り尽くしたアドバイザーに、SE・エンジニア特有の細かな悩みや要望を気軽に相談できます。
目先の転職だけでなく、長期的なキャリア形成から提案してくれます。
キャリア形成は、タイミングも重要。
悩み始めた今こそ、キャリアと真剣に向き合うチャンスです。
一人で悩む前にまずは相談!
その他、SE・エンジニアにオススメの転職エージェントは下記にまとめています。
【大手企業へのSE転職】ITエンジニアとしてキャリアアップ•年収アップならコレ!オススメ転職エージェント5選SE女子あるある
まとめ
新卒から5年間、SE女子として働く筆者が、SE女子あるある(メリット・デメリット)について、まとめました。
SE女子は2割程度とまだまだ少ないのが実情。
少数派ゆえ心配になることもあるかもしれませんが、給与面や制度面、人間関係などのメリットも多くあります。
最後までお読み頂きありがとうございました。