会議で全く発言ができない…
新人がビジネスの場で発言することは、正直、難しいですよね。
- いつも会議で全く発言できず、焦っている
- 1度も発言したことがない、やばい…
- 発言できないので、会議に居づらい
など、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読むことで、あなたのその悩みが解消されるかもしれません。
現役SIer勤務の筆者が、下記についてまとめました。
- 新人は会議で発言できなくても問題ない理由
- 新人が会議で発言できるようになるコツ
- 知っておきたい注意点
会議で発言できない新人:
発言できなくても問題ない理由
新人が会議で発言できないのは、ごく自然なこと。
悩む必要はありません。
経験・経験が浅く、発言するための事前情報がないためです。
会議に参加しても、知らない用語が飛び交い、メモするだけでもやっと…。
会議の内容を理解したとしても
「ふーん、なるほど」
としか思えないことも多くありますよね。
実際、私も新人の頃はそうでした。
また、会議の場でアッと驚くような、こなれた発言をする新人を見たこともありません。
むしろ、新人でもすぐに理解・発言できる会議をしている場合、 大学生バイトでもできてしまうレベルの業務ということです。
あなたの会社がそうでないことをむしろ誇りに思い、 腰を据えて取り組んでいきましょう。
新人が会議の場で発言できないからと言って、全く焦る必要はありません。
たまに
「発言できない人は、会議に居る意味がない」
と言う人がいますが、それはウソです。
また、そう言った人が新人の頃から活躍していたかというと、そんなことはないはずです。
(昔の記憶が浄化されて、そう思っている可能性はありますが…。 )
会議の目的によっては、情報の共有や理解を目的とするものもあります。
このような会議では、聞くことで最適限の目的を達成できます。
また、会議で発言しない人が、会議の内容を理解していない、または意見を持っていないとは限りません。
会議を通じて理解を深めることで、次回以降の機会で発言や提案をすることができるようになります。
逆に、ズレた発言ばかりして、会議を発散させたり、会議の目的を見失わせる厄介な人もいます。
個人的にはそういった人は黙っていてくれーと正直思ってしまいます
「発言できない人は、会議に居る意味がない」という発言は、参加者の様々な価値を見落としていると言えるでしょう。
発言だけが会議の価値ではありません。
実際、周りの人も新人に短期的な成果を求めていません。
多くの場合は、数年後に貢献してもらうために、色々な経験をしてほしいと思っているはずです。
そう言った点だと、会議内容を理解しようとする姿勢をしっかり示すことが重要です。
- 何が議論されているのか理解しようとすること
- 議事録をしっかりとること
- 不明点があれば、会議以外の場でも質問すること
むしろ、存在感だけを示そうとして発言しようとする新人は、周りのベテラン社員から嫌煙される可能性があります。
議論できるレベルに達せられるよう、まずは知識・情報のインプットに努めましょう。
結論、現時点で会議で発言できなくても、全く心配はありません。
社会人は、まずは必要な経験や情報のインプットをするところから始まります。
インプットをどれだけ消化できるかで差が出てきますが、逆に言えばインプットがないとアウトプットはできません。
むしろ、新人の段階で発言できないことを悩んでいるあなたは優秀かもしれません。
現場に悩めるということは、自分を客観視できることや責任感が備わっていると考えられるからです。
一つ一つの経験を積み重ねていくことで、数年後にはしっかり発言のできる人になっているはずです。
焦らず、一歩ずつ始めていこう!
会議で発言できない新人:
発言できるようになるコツ
前述の通り、新人が会議で発言できなくても、落ち込むことはありません。
とはいえ、何かできることはないの?
という方向けに、新人でも発言できるようになる3つコツをまとめました。
仕事は事前準備が全てです。
会議も例外ではありません。
とはいえ、実は準備が疎かになっている人が多いのも事実。
事前準備をしっかり行なっておくことで、発言の機会やネタを見つけやすくなります。
事前準備は、下記のようなものがあります。
- 会議の目的、ゴール、アジェンダの事前確認
- 会議資料の事前確認
- 不明点の洗い出し
事前準備の段階で不明点があれば、事前にGoogleで調べたり、先輩に質問したりしましょう。
これができているかできていないかで、会議の理解度は全く異なるよ!
質の良いインプットを重ねることで、ゆくゆくは発言ができるようになります。
会議の大切な時間を、経験や実績のない新人に割くことになるのですから、謙虚な姿勢は重要。
発言した内容に対して先輩がコメントをしてくれた時は、「ありがとうございます」と感謝の言葉を添え、ありがたく受け取りましょう。
間違っても、先輩の発言を否定することや口答えに聞こえるような発言は慎みましょう。
せっかく発言をしたのに、可愛くない新人とマイナスに思われてしまう可能性があります。
可愛くない新人には周りが近づかなくなり、指導を受けられる機会が減り、中期的に見てあなたの人生にマイナスです。
「この新人になら丁寧に教えてあげたい」と周りに思ってもらうえるような謙虚な姿勢を貫きましょう。
上で書いたようなことを背景に、新人が会議の場で自分の意見を言うのはハードルが高いのも事実。
まずは、質問をすることで発言機会を増やしていくことがオススメです。
ビジネスの世界においては
「質問=相手への興味を示すこと」
と捉えられます。
質問をすることで意欲的な姿勢をアピールしていきましょう。
ただし、何でもかんでも質問するのはNG。
- Googleで調べたらすぐ分かること
- 資料を見返したら書いてあること
は、おさらいした上で質問しましょう。
また、議論の中身に対して、自分の理解が合っているかの質問をすると、会議に積極的に参加していることが示せます。
- 「先ほどの内容に関して、私の理解としては…ということで合っていますか?」
- 「次のアクションとしては…ということで合っていますか?」
といった形です。
「これってなんですか?」と聞くより、自分が得たい回答を得られる確率が高まります。
また、周囲にも自分の頭で考えようとする新人であることをアピールできます。
0から質問されると、事前準備ができていないな…とマイナスイメージを持たれることもあるよ
質問が思いつかないというときは、感想を述べるのも一つの手です。
特に、チームや組織単位での会議の際に有効。
話されている内容や提示された提案に対する直感的な反応や印象をシェアしましょう。
- 「感想ですが、先ほどのアイディアを聞いて…と感じました」
- 「先ほどのご説明を聞いて…という気づきがありました」
といった形です。
ここでの感想の内容は、正直なんでもOK。
内容よりも発言したという積極性が大事です。
また、発言することで自分の頭が整理されることはよくあるので、他愛もないことでも言葉にしてみるのはオススメです。
感想には正解がないので、安心して発言できますね
会議中ではなく、会議終わりにコミュニケーションを取るのもオススメです。
- 会議中に発言できなかった点
- 理解できなかった点
などは、個別に解消しましょう。
その際に、発言・質問しようと思っていたことを個別に伝えてみるのは効果的。
「良いね」と言ってもらえるようであれば、次回から発言する勇気になるでしょうし、改善アドバイスをもらえる可能性もあります。
また、発言に意欲的だが、うまく切り出せないというのであれば、そのことを先輩に正直に伝えましょう。
打ち合わせ中に話を振ってくれるなど、次回から発言する手助けをしてくれるかもしれません。
こういった意欲的な相談はウェルカムだよ!
会議で発言できない新人:
知っておきたい注意点
上記は、同じグループ内、部署内の日常的な会議であれば、比較的実践しやすいと思います。
しかし、会議によっては空気感を読みつつ、発言・質問をすべきか慎重に判断する必要があります。
例えば、下記のような会議です。
- 緊急度や重要度の高い会議
- 他部門や上役がいるなど、失敗が許容されにくい会議
- その他、張り詰めている会議
こういった会議では、新人の質問や感想に耳を傾ける余裕がないです。
無理に発言機会を作ろうとすると、先輩たちに迷惑がかかってしまう可能性があります。
そういった会議に新人が呼ばれることは稀だと思いますが、少し心の中に留めておきましょう。
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会議で発言できない新人
まとめ
今回は、新人が会議で発言できないことについて、その理由とコツ・注意点をまとめました。
新人は前提知識がどうしても不足するため、会議での発言はなかなかハードルが高いです。
一方、質問をする・感想を言うなど少しとっつきやすい方法もあります。
徐々に身を慣らしていく中で、発言に必要なインプットを蓄えていきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。