社会人3年目だけど、全然成長してない…(汗)
社会人としてのキャリアを積む中で、3年目は特に多くの人が自身の成長を問い直す時期です。
- 社会人3年目だけど、できることが増えてない…
- いつになったら仕事ができるようになるんだろう
- 後輩が入ってきて焦っている
など、この時期、自身の成長を感じられないと悩む人は少なくありません。
- 社会人3年目の節目となる理由
- 成長する人と成長しない人の違い
- 3年目での成長のヒント
社会人3年目で成長してない:
3年目が重要な理由
新入社員としてのフレッシュさが薄れ、業務にも慣れてくる3年目。
「社会人3年目でキャリアは決まる」
と言われることがあるなど、多くの人にとって重要な時期です。
1年目、2年目と違い、3年目からは、
- 新人としての猶予期間が終わり、成果やポテンシャルを示すことが求められる
- ある程度の経験やスキルや経た前提で、やって当たり前のハードルが高まる
といった傾向があります。
新人の頃の「初めてなので…」という言い訳が通用しなくなります
また、
- 業務や人間関係が分かり、仕事に対して入社前後のギャップを感じやすい
- 後輩が入ってくるため、焦りを感じやすい
といった内的な側面でも、変化を感じる時期です。
このような理由で社会人3年目は、不安や焦りを感じやすい時期です。
社会人3年目で成長してない:
3年目で成長する人・成長しない人の違い
社会人3年目で成長をする人・成長しない人の違いは、1年目、2年目でどのような経験を積んできたかです。
下記がチェックポイントです。
- チャレンジしてきたか
- 指示待ちになっていないか
- 地道な信頼を積み重ねてきたか
- アドバイスを真摯に受け止めてきたか
- 分かったフリをしていないか
それぞれの内容について、見ていきましょう。
成長する人は、目の前の仕事の一つ一つから貪欲に学びを得ようとします。
特に、自分の能力の斜め上の課題に出会った時に、それをどのように捉えるかに違いが生まれます。
成長する人は、目の前の失敗よりも中期的な能力向上に貪欲。
そのため、成長のチャンスと捉え果敢にチャレンジします。
そのような斜め上のチャレンジのチリツモで、数年経った時には能力の幅が広がっています。
その一方で、“自分ができることだけをしようとする人”は成長しにくいです。
例えば、120kmの球を打てる能力のある人が、練習でひたすらその球を気持ちよく打ち返していたとします。
公式戦に130kmを投げる投手が出てきた瞬間、歯がたちません。
あえて自分が打てない球を設定し、貪欲にチャレンジする人が、成長する人です。
できることがいきなり増えることはありません。
この小さな積み重ねが、数年後に大きな差に!
会社に入りたての頃は、先輩の指示に従って動いていたことでしょう。
しかし、数ヶ月も経つと、周囲はあなたの能動的な動きを期待します。
この変化を感じ取れず、2年目、3年目になっても指示待ちの人がいます。
こうなると成長の機会に巡り会える可能性はグッと低くなってしまいます。
周囲からは、いまいち能動性に欠ける若手と認定。
受け身姿勢の人に仕事を指示するというのも労力がかかってしまうことなので、そういった人は次第にできる仕事のみ与えられるようになってしまいます。
手取り足取り言わないとできない場合、自分でやった方が早いなと先輩も思ってしまうわけです…
上に書いたように、できることだけやっていても能力は向上しません。
成長の機会に巡り会うためには、自ら貪欲な姿勢を見せることが重要です。
周囲もこの若手は、積極的に仕事と関わろうとしているのか、そうでないのかは結構注意深く見ています。
1年目、2年目に貪欲に仕事をこなしてきた人と、指示待ちで持て余していた人では、3年目頃に差が出てきてしまっても不思議ではないです。
1年目、2年目の間に、社内からビジネスパーソンとしての信頼を得られたかどうかもポイントです。
信頼を得るためには、何も仕事で成果を出す必要はありません。
むしろ、時間管理やタスク管理など、社会人として当たり前のことを当たり前にこなせるかが重要。
こういったところで信頼を勝ち取ると、新人扱いから一歩抜け出すことができ、成長機会に巡り合いやすいです。
仕事は大きくなればなるほど、関係者や期待が多くなるもの。
そういった案件に、遅刻やタスク漏れなど、THE新人のようなミスをする若者をアサインするわけにはいきません。
こういう当たり前のことができないベテラン社員も実は多い…
上司や先輩からのフィードバックを素直に活かせる人は、成長できる機会に恵まれます。
上司や先輩からすると、
- 他の人の意見を素直に受け入れられる
- 能力向上に貪欲である
- またフィードバックをしてあげよう
という印象や気持ちになり、成長の好循環が生まれます。
教え甲斐があるな、と思ってもらえることが大切!
逆に、フィードバックを否定的に受け止め、実践に移すことがないと、成長の機会を逸します。
例えば、上司や先輩から指摘されると
- 納得いかない表情を示す
- 受け止める前に反論をしてしまう
- 言い訳と取られる発言をしてしまう
といったことはしている場合は要注意。
そんな人いるの?と思うかもしれませんが、実は多い印象です。
自分で改善点を見つけるのは難しい中、それを直接教えてくれるというのは、この上なく有難いことのはずです。
成長のヒントを沢山もらえるように、アドバイスは真摯に受け止めましょう。
1年目、2年目で分からないことを都度潰せてきたかの差は大きいです。
その場をしのぐために分かっている風で流してきたか、一つ一つ理解してきたかの違いです。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
ということわざがあります。
まさにこの通りで、その一瞬は分からないことが恥ずかしいかもしれませんが、その積み重ねは雲泥の差です。
また、1年目、2年目頃までは、周りも分からなくて当然と温かい目で見てくれるため、比較的質問がしやすいです。
社会人3年目で成長してない:
現状を抜け出す方法
「成長してない」という状況を、時間が解決してくれるかと言うと、
残念ながら、そんなことはありません。
社会人3年目で成長できない人が成長するためには、何かを変える必要があるでしょう。
下記に解説するような方法で、ポジティブに「今が変わるチャンス!」と捉えて成長するためのアクションをとりましょう。
長い社会人生活の中では、3年目はまだまだ序盤の序盤です。
いくらでも取り返しはつきます。
また、終わり良ければすべて良しではないですが、 5年後、10年後に立派に働いていれば、3年目でビハインドしていたことなんて誰も覚えていません。
今日が人生で一番若い日です。
大事なことは、今は将来立派な社会人になるためのプロセスに過ぎないことを認識すること。
改めるべきことは改め、前向きに取り組んでいきましょう!
「成長していない」という課題感を持っているあなたなら大丈夫!
今日から気持ちを入れ替えていきましょう!
1,2年目の成長を止めていたのは、あなたのプライドが理由かもしれません。
自分を持つのは良いことですが、実力が伴わないのに理想だけ高くなるのは危険。
無意識にできないことばかりに目が向き、自分に対して減点方式になるからです。
- 失敗を恐れるがあまり身動きが取れなくなる
- 他人からの指摘を受け止められない
- なぜ自分は出来ないのかと落ち込んでしまう
という悪循環に陥ります。
まずは、自分の現在の実力を認め、下手なプライドを捨てましょう。
そして、できることが少ない自分にできることを一つずつ増やしていく、加点方式で仕事をしましょう。
そうすることで失敗を恐れなくなりますし、失敗したとしても自分の中では“次に活かせる経験”に置き換わります。
そのようなマインドで仕事をすると色々なことに果敢にチャレンジできます。
数年後にはすっかり仕事のできる中堅社員になっているでしょう。
伸び悩んでいる3年目社員は、自分が理想とする先輩や上司にまだ巡り会えていないのかもしれません。
ロールモデルとなる先輩社員に出会えないと、
- そもそもこの仕事に価値があるのだろうか
- 5年後の自分の姿がイメージできない
- もしかして転職した方が良い?
などの邪念が浮かんできて、仕事をする上で迷いが生じてしまいます。
下手をすると貪欲に仕事をするどころではありません。
ロールモデルとなる先輩や上司は、自分と年次が近く、社内で評価されている人物が理想的。
そのような人に出会っている場合、自分の悩みや課題を相談して見ましょう。
もしかすると、その先輩も昔は同じ悩みを抱えていたかもしれません。
自分より少し上の先輩が辿ってきた足跡が見えると、励みになるはずです。
ロールモデルの存在は、仕事に取り組む活力源となります。
この人みたいに働きたいな…という人も見つけましょう!
勉強をするというのは、当たり前のようで多くの社会人ができていないこと。
とある調査によると、日本のビジネスパーソンの1日の平均勉強時間は13分。
総務省統計局が2022年に発表した社会生活基本調査(令和3年度調査)によれば、日本の社会人の勉強時間は平均13分でした
引用元:All About
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また、自分が詳しい領域を持つことで、仕事をする上での自信になるでしょう。
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私もスキルアップのために日常使いしています!
今の仕事がどうしても自分に合っていないと思うのであれば、転職も一つの選択肢です。
例えば、
- 今の会社の将来性に疑問を感じる
- ロールモデルがいない
- 怠惰な社員ばかり
などといった場合です。
自分が環境に適用する努力をすべきなのは言うまでもありません。
一方で、上記のような不安や不満があると、腰を据えて仕事に取り組むことさえ難しいでしょう。
今の会社に不安・不満があるのであれば、一度、自分の市場価値を図ってみるのが良いでしょう。
他に自分に合った会社があるのかないのかが分かるだけでスッキリし、迷うことなく現業に打ち込めます。
私も実は、社会人3年目の頃に転職活動をした挙句、今の会社に留まっています!
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社会人3年目で成長してない:
まとめ
今回は、社会人3年目で成長する人・成長しない人の違いと、成長するためのポイントをまとめました。
社会人3年目は今後の社会人人生を左右する重要なタイミングです。
もし成長していないと感じるのならば、素直に現状を認め、一つ一つできることを増やしていきましょう。
今日が人生で一番若い日です。
前向きな気持ちで貪欲に仕事に取り組んでいきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。